Tomica Limited Vintage LV-NEO kitchen civilian car [Yujiro Ishihara] (Japan import / The package and the manual are written in Japanese)

３０数年前に東京・調布にある日活撮影所を訪れた際に、渡哲也さんのキッチンカーを見かけた。当時、大都会ＰＡＲＴⅢのセットがあり、目立った存在だった。石原裕次郎さんのものとは若干、仕様が異なるデザインだったが既成品のキャンピングカーも珍しかった時代に、特注車両の放つ壮観さに圧倒した。とにかく、石原プロのイメージカラーであるトリコロール配色と、車体のデザインがマッチしていた。裕次郎さんは身長が高い事から、シビリアンのルーフをカサ上げしたもので、当時国産車をこうした架装仕上げなどには高額な費用が掛かることから、外国車の既成車両を輸入する向きが多かった。（勝新太郎さんは米国のビルダー「winnebago」のキャンパーを所有）そうした中、敢えてデザインから内装までヨットをイメージしたテイストに拘った裕次郎さんのセンスの良さが伺える一台であり、大スターの創造空間を伺い知る事ができる。

他のシビリアンシリーズとはもちろん別物(当然ですが(笑))。一生モノとして大切にしています。

コレクションとして購入しました。細部に細かく作りこんであるので満足です。