HYPNOTIZE [LP] [12 inch Analog]

まぁ半年という期間をあけての第二章ということで、どうでしょうね。 まぁほとんど同じ期間で彼らは作曲したわけで。 このHypnotizeに新鮮さは期待していませんでした。 まぁさすがに、Mezmerizeとで二枚組みにしろよ！と、突っ込みたくはなりますが。 そこは冷静にね。 一応第一章、第二章と聴いての感想は、かわいいもの作ってくれましたね。という感じです。 いやぁポップですよ。ロック（というかメタル）ですけどね。 もう聴きやすいったらありゃしない。 まぁ曲はもう、一曲一曲がいろんなところを飛んでは戻ってまたどかいくような想像もつかない、展開がすごすぎです。 もちろん、曲が成り立っている上で遊んでるしｗ その余裕さに、改めて感心させられました。 本当にこれが全世界で今一番すごいロックバンドであることは間違いないです。 ただただ、まぁね。期待しすぎると、いい曲も良くは聞こえないのでフラットな耳で聞いてください。 そのときにとてつもない衝撃が襲います。 私のお勧めは9ですね。この曲のとてつもなさに、ただただ放心状態になるしかありませんでした。 とにかく、切り替えしがかっこよすぎです。 あとは、3,4,5,6あたりを聞いて、まぁ全部聴けます。 なんか、システムオブアダウンがやっと日本で売れたことに少しうれしさと寂しさを感じました。

toxicity以来の最高傑作だと思います。インパクトに欠ける曲は少ないかもしれません。今回もダロンが歌いまくってます。だが、それがいい。正直mezmerizeの時はウザいと思ったのですが今回はハマっています。ダロンの声は泣きメロに凄くマッチしていると思いました。サージの低音にダロンの高音ヴォーカルが生み出すハーモニーは感情が伝わってくる印象でした。mezmerizeとの2部作ということなので併せて鑑賞すると良いかも知れません。そうして聴いた時、ラストのsoldier sideにやられました。彼らは非常にメッセージ性が強いバンドだと思うのですが、メロディアスになったのは如何にリスナーに訴えかけるか考えたゆえの音楽的変化ではないのでしょうか。彼らの言う「アート」の一部なのかもしれません。私は非常に気に入りました。初めはパッとしなかったのですが聴きこむと良さが出て来ました。経験上このようなアルバムは数年経っても時折聴くことになるでしょう。但し、ハードコアさを求められていたら合わないかもしれません。サージは吼えてません。soadの音楽以前の世界観が好きな方にオススメなアルバムです。

良いです。Mezmerizeも十分に衝撃的でしたが、さらにスケールアップしたような感じを受けました（曲自体は同時期に作られたようですが）。MezmerizeのSoldier Side(Intro)から始まり、HypnotizeのLonely Day → Soldier Sideで終わるこの構成は鳥肌ものです。歌詞がまたイイんだこれが！！ということで、Mezmerizeを聞いてない方は先にそちらを聞くことをお勧めします。どちらも必聴です！

ジャケットはJPEGを拡大したような画質。音楽は最高に良いが、もう過去のバンド。

一章「メズマライズ」でかなりのインパクトがあった分期待をし過ぎた感はあるがそれを差し引いてもちょっと期待を裏切られたかもしれない・・・さらに革新的な楽曲が・・・と思いきや変態性は少々押さえ気味でよりパンク的なスラッシュメタル、デスメタルっぽいバックとポップなツインボーカルのからみという感じでしたそれからパンクスラッシュ化にともなってか２分台の短い曲が増えましたね歌い方も心なしかパンク的なところが多いような気も・・・まぁ結論、何しろメズマライズより印象に残る曲が少ないメズマライズの方にできのいい曲を先使っちゃったのかな？これなら曲をしぼって一枚のアルバムにできたのではと思う今日この頃

ひたすらショッキングなパワーがあった彼ららしからぬアルバムと言えます。変態度はおさえられてよりメロディアスに、よりエモーショナルに変貌。アルバムを通してのコンセプトが素晴らしく、特にシメの曲"Soldier Side"は、前作のMezmerizeを聴いた方にとっては感動的。・・・なんだけれども。強烈なインパクトをもたらした1st、2ndとは一味違う雰囲気を持った作風なので、Mezmerizeを聴いて「・・・アレ？」と思ってしまった人には胸を張っておすすめする事が出来ません。逆に言えば、Mezmerizeが気に入っている人ならば間違いなくおすすめの一品です。ちなみに初回限定についてくるDVDはMezmerize/Hypnotizeの制作ドキュメント（DVD自体に字幕がついていない。訳詩の一番後ろにその会話内容の訳がついている形式。）＋ B.Y.O.B と Question! のPV。ドキュメンタリーはそこまで面白いものではないのでおまけだと思っておいたほうが吉。

めくるめくるジェットコースターのような変拍子。奇妙で異次元的ともいえる歌詞。現代ロックアートの一つの完成した形だと思う。まさしく２００５年を代表する作品だと思うが、なにせ一曲一曲の密度がめちゃくちゃ濃いので長く聞き続けることにはならなさそうな作品。個人的にはグラミーとってほしい。でもこの過激さじゃ無理だろうなー。