EVIL DEAD (2013)

40年前中学生の時に話題になった映画、当時は怖くて観れなかったけど60を前にしてホラー好きになり部屋を暗くして一人で鑑賞。さすがサム・ライミ監督、怖すぎる！

ショットガン、釘打ち機、ナイフ等々、致命傷にならない程度の攻撃が続くのが痛々しい。もしかして今まで見た中で一番？悪寒が走ったかも。よく出来てると思います。ただ、ストーリーはAV並みでやりたかっただけみたいな感じで突っ込みどころしかないです。以前、住んでた？山奥の家なのにガス給湯器は使える、地下室に電気来てるってか空き家に誰かが勝手に入って意味不明の儀式をしてしまった？？？

やっぱり薬物治療は大変なんだなと、改めて薬物依存の怖さを感じられる映画。死霊には十字架でもエクソシストでも無く一番効くのはやっぱりチェーンソーだね！ってことでこの作風でのキャプテン・スーパーマーケット版も是非観てみたかった

元ネタのほうも観たけど、時代もあるし、好みもあるけど、こちらのほうが好き。元ネタをちゃんとリスペクトしてるし、映像もずっと最新でグロさも増してる。後半のデビル戦、やりすぎ感がとてもいい！エンディング映像が、血の感じがとてもオシャレ。

これが怖くないとか言ってる人が信じられないビビってよく見てなかっただけか、ビビって負け惜しみでこんなのオリジナルに比べたら全然だよと言ってるとしか考えられないホラーもスプラッターもグロ映像も見慣れて耐性が付いてしまった自分がここ数年見応えあるホラーが無いなと思ってたところになんとなく見たこの作品が久しぶりに衝撃を与えてくれましたこんな狂気を極めたストーリーを綺麗な映像で見れて良かったですこの作品の低評価レビューで全然怖くないとかストーリーが陳腐とか言ってる人って地獄で拷問受けてもきっと平気でケロッとしてるんでしょうね（悪魔とかいるわけないとかこれはただの映画だとかごちゃごちゃ言い訳しそう笑）

ホラー映画の不屈の名作「死霊のはらわた（サム・ライミ監督 １９８１年作）」が32年ぶりにリメイクされ帰ってきました。このリメイク作はフェデ・アルバレスという名の監督により作られており、そのせいかホラー映画というよりはスプラッター映画の色合いを濃くしてしまいました。全編至る所に虐殺や人肉解体などの描写が行われています。 怖いのは最初の数１０分程度で見ている内に惨殺行為にも慣れてしまいます。 つまり「見る者に怖さを感じさせる何か」を知らないような作り方です。 ゾンビ映画を見慣れた人には「怖くない」と思わせてくれる事でしょう。ストーリーは病気の家族を小さな妹ミアひとりに任せて自分だけは都会に逃げ出した屑な兄貴デビットがいました。その兄のせいで妹はＯＤジャンキーになってしまいます。 数年後何を考えたのか？一度は家族を捨てたデビットが戻って来ます。 自分勝手なデビットは縁切り状態で会う事もしなかった古い友人らに助けを求めます。こうして彼らは山奥の小屋に妹ミアを連れて行き薬物中毒の民間治療を行おうとしました。しかし・・その古い仲間のひとりエリックが間の抜けた事に警告を無視して悪霊を蘇らせてしまいます。 そしてひとりづつ本に書かれた手順で殺害されていくのでした。 そしてひとりまたひとりと仲間は減って行き、街に逃げようにも川の増水により街に戻る事も出来ない、そんな状況で彼らは生き残りを掛けて戦う事になるのでした。残念なのは最後の悪魔と戦う決闘シーンです。「大道具さん、役者さん、ちょっと手を抜き過ぎじゃない？」と思わせてくれます。製作費不足で最後のシーンは獲り直し出来なったのかな？この映画の教訓は「危ない所には近寄るな」「他人の警告は素直に受け止めろ」という事でしょうか？

オリジナルの突き抜けた気色悪さに比べようもなし。単純なストーリー、登場人物たちの不自然な行動、設定のいい加減さ。これらも恐怖につながっていれば問題視しないが、とにかく全く怖くないので、非常に出来の悪い作品という感想しか残らない。

大体、なんか安い。演出も演技も、大根。とにかく血が出したかったのかなと。車を片手でひっくり返せるんだったら鎖くらい引きちぎれるのでは？とかなんかいちいち釘ささってるけどこの人ら何なん、とかエエ話みたいにしようとしてるけどそもそも自業自得では？とか半笑いになりながら、酒飲みながら寝る前に観るのにはまぁそこそこ。笑ってしまったのは、頭で地下室への床板を持ち上げてる悪魔？のシーンかなこれ怖いと思ってやってるんだろうか。ある意味面白いんですけど。