Tarot of the New Vision (Lo Scarabeo Series) Cards – August 1, 2003

すべてが裏側からの視点で描かれています。基本からは外れてしまうので、意味合いが違うのでしょうが、「すき」、が勝って手にしています。

すっきりした絵柄のカードが欲しくて購入しました。デザイン性からか、人によって好みが分かれるようですが、今まで実占で使った中では一番的中率が高いカードです。ライダーウェイトの裏側から見た図を丁寧にイラストレートしたこのカード、私のような猜疑心の強い向きの人には相性が良いのかも知れません（笑）。

最初は絵の美しさに一目ぼれし、コレクションの一部として購入した。ライダー版タロットをベースにしてあり、カードの象徴は殆ど同じなのに１８０度視点が違うために見えないものも見えてくる不思議なカード。占いに使ってみると、インスピレーションが次々と沸いてきて想像をかき立ててくれる。単なるコレクションではなく、実践にも使える。というよりむしろ実践向きだ。ライダー版の意味がわからなかった人でも絵を見ているだけでカードと対話できてしまう。これはオススメ！

ライダーウェイト版の絵柄を、全て後ろから見た絵にしてしまったという変り種。後ろから見たという事は、当然後姿が見えるわけなんですが、通常版では見えなかった「手前のほう」も見えてしまうわけなんです。箱の表にはFOOLが印刷されてますが、遠くで火山が爆発してます。MOONのカードも、ザリガニ？を狙ってる男性が描かれていたり、人物カードの場合、座っている玉座の後ろに動物や人がいたり・・・多少独自の解釈もありますが、それほど飛んだものではなく、他には無いものなので面白いと思います。ライダーウェイトが好きな方は、もっておいて損はないでしょう。鑑賞用向けではありますが、後ろから見た絵というだけで、通常版の象徴に忠実に描かれていますから、占いにも使えない事は無いと思います。絵は通常版より少し繊細で、黄箱のユニヴァーサルタロットに近いかと思います。

自分用で購入。ライダー版を裏返したデザインになっています。シャッフルしやすいし、紙質もまぁまぁで、絵柄も丁寧に書かれているので、良いと思います。今まで正のライダー版を使ってましたが、占ってみると、ただリバースした絵柄というだけで、ずいぶん印象が変わりました。同じ占いを正逆でやりましたが、答えが変わりましたねぇ。（ちなみに、正版で占って出た答えを、そのまま逆版で表して、判断してみました。）多分、逆版はデザインがウィットに富んだものですので、その分、感覚がシャープに出てきたのだと思います。正のライダー版に慣れたら、1つ、いかがでしょうか＾＾補足：ちなみに、私の所へは簡易包装で送られてきまして、外箱の角はペコペコになっておりました。ここらへんは雑なので、ご承知をば。

このカードの基本はウェイト版タロットになります。ウェイト版タロットに描かれている絵の同じ場面が、まるでカメラのアングルを変えたかのように別の視点から描かれています。とは言え、これは私がタロット教室をしていたときに思ったことですが、タロットに対して初心者の場合、タロットの基本的な意味を理解した上でないと、このカードに関する解釈は難しいようです。ですから、初心者はまずウェイト版タロットを購入し、絵解きを踏まえた基本をしっかり学んでから、このカードを購入し、視点を変えた場合の解釈を考えてみると、奥深い解釈が出来るようになり、リーディングに幅を持たせることが出来るようになるでしょう。なんであれ、私は個人的に、このカードに描かれている世界観は大変興味深く、ウェイト版タロットを横に並べて見ながら解釈を楽しみました。良いカードです。

おそらく誰もが一度は思った…タロットの裏側を見ることが出来る！タロットです。☆四つなのは、個人的趣味として色が少々濃過ぎるからです。鮮やかなのは良いけれど、もっと奥ゆかしい風情が欲しい。です。

裏側から見た絵、表からは見えないところも見えて、けっこうおもしろいです。ただ、紙質は、本家のライダー、ウエイトに比べて数段落ちます。少しざらついているような。使っているうちに痛みそう。でも、こういう発想のカードは斬新でイイとは思います。タロット、ホント色々たくさんあって、自分と相性の良さそうなカードをずっと探しているのですが、これは中くらいかな。基本を押さえている方にはおススメできます。でも、最初のデッキがこれ、というのはやめといた方がいいかと。私はまだまだタロット占い初心者なので、少しハードルが高かったかな。以上、個人的な感想でした。ご参考までに。